2015年5月1日金曜日

上映まで、残り1か月。多くの人に見てもらいたいぞ。

今年も、大型連休シーズン突入です。しかし、沖縄では今も連日、新たな米軍基地建設を強行するために、警察や海上保安庁が、敵意をむき出しにして、人々に暴力を振るっています。沖縄県民に選ばれた知事の意向も、「米軍基地をなくしたい」「新しい基地はいらない」という明確な県民の意思も無視し、新基地建設を止めようとする人々に無法な暴力を振るい、海を破壊して基地建設を強行しています。
http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/b77a82e70f625b606d4d9a49bae80abe
このような緊迫した状況の一方で、東京に住む私たちの周囲は、沖縄への無関心や温度差、といったものに、足を取られたままです。

沖縄の人々に思いを持ち心を痛める私たちは、今こそしっかりと、東京に住む私たちの隣人たちに、沖縄の人たちの現状と思いを伝え、共有しなければならないと考えてきました。

そして、この度、ドキュメンタリー映画「標的の村」の大田での、少し大きめな上映会を企画しました。
 映画は、琉球朝日放送が制作した、沖縄県国頭郡東村高江を題材にしたテレビドキュメンタリーをベースにしています。

ここにはかつて、ベトナム戦争の時に造られた「ベトナム村」があり、村民をベトナム村民に模して標的にした軍事訓練が行われていました。そして、今も演習場として住民の生活を脅かしているこの場所に、新たにオスプレイの着陸帯建設が進んでいます。

映画は、東村高江で建設反対の闘いの渦中にある人々の日々と思い、基地が作られていく歴史的経過、そして最後に、映画化に際して、オスプレイが配備された普天間基地の封鎖闘争の密着ドキュメントが追加されています。なぜ今基地反対なのか、闘う人々の日常と思いを、映像を通して私たちに伝えてくれます。

是非、一人でも多くの人たちにこの映画を観てもらい、沖縄の現状を知る人々を拡大していきたいと考えています。

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